京都市議会 2019-02-25 02月25日-02号
私は議員になってからの4年間,現状の高学費に苦しむ学生の皆さんや,就職後に今の貸与制奨学金の返済に苦しむ方々の声をLDA-KYOTO,生きやすい京都をつくる全世代行動の皆さんと一緒に,大学門前や駅頭でアンケートを集めてきました。そして,その声を届けるために省庁要請や政策提案をし,現状を変えるために奮闘してまいりました。
私は議員になってからの4年間,現状の高学費に苦しむ学生の皆さんや,就職後に今の貸与制奨学金の返済に苦しむ方々の声をLDA-KYOTO,生きやすい京都をつくる全世代行動の皆さんと一緒に,大学門前や駅頭でアンケートを集めてきました。そして,その声を届けるために省庁要請や政策提案をし,現状を変えるために奮闘してまいりました。
この数年,生きやすい京都をつくる全世代行動,LDA-KYOTOの皆さんが,大学門前,駅前,繁華街などでアンケート調査に取り組まれ,1,200人を超える声を集め,京都市会,府議会に提出された署名も累計で9,000筆近くとなりました。
また,LDA,生きやすい京都をつくる全世代行動の皆さんは,今年度も粘り強く奨学金問題に取り組まれ,さらに深刻なローンと言われるような奨学金の実態が明らかになっています。京都のような中小企業が多い街では,資金力の乏しさから,補助金制度だけでは学生の貧困状況は放置されるだけではないでしょうか。1日も早く直接個人に給付される奨学金制度が必要です。
LDA-KYOTO(生きやすい京都をつくる全世代行動)が行ったアンケートでも,京都の学生から切実な声が寄せられています。「自分で学費を払っているので,アルバイト代の7万円は全て学費に充てている」,「バイトを三つ掛け持ち。派遣では15時間労働で休憩が45分しかなかった」,「無理なシフトを組まれる」,「授業があっても休みが取れない」など,実態は深刻です。
LDA‐KYOTO(生きやすい京都をつくる全世代行動)の皆さんが,駅前や大学門前で粘り強く取り組まれているアンケート調査では,高過ぎる学費と利子付奨学金が学生の皆さんを追い詰めている実態が浮き彫りになりました。借金になるので奨学金は借りずに親が400万借金して学費を工面したという方,また,途中で奨学金が必要になったが,利子付きしかなく,退学を選んだ友人がいるなどの声も寄せられております。
生きやすい京都をつくる全世代行動、この皆さんが取り組まれた青年生活アンケート600人近い方から切実な声が寄せられています。学費、奨学金の問題では、「学費のために月8万円の有利子の奨学金を借りている。総額は384万円だが、利子を入れると返済総額は516万円になる」という声、また、「息子が大学を中退した。奨学金を返済しないといけないが、派遣社員の息子の収入では返せない。
すなわち,生きやすい京都をつくる全世代行動です。11月27日現在で19箇所353人からアンケート調査が寄せられ,請願署名は合計2,023筆集まっており,この11月議会にも請願が出されています。 こういった運動が広がる中で,財務省は,国立大学,毎年2万5,000円もの値上げをし,16年後の授業料は,40万円増の93万円とする方向を打ち出しました。